特定の大学の特定の講義を批判(非難)しているわけではありません。ただ管理人が目指している所をはっきりさせるために本記事を書きます。
「基本的に役に立たないことを教えている」
と、どこかの先生が言っていたと思います(ネット検索だとAbraham Flexnerという人物が近いらしい)。
或る意味で無責任だな、と思いながら、他方で共感があったのも(私個人に)否めません。
ロジカルシンキングの隆盛
いま流行っているかどうかわかりませんが、一時期、大学の講義にロジカルシンキングの科目がドッとあふれたことがありました。
それは(非常に誤解を招くかも知れないので、あくまで他意は無い形容と取ってもらいたいのですが)大学のコンサル化に近い動きだったと、いま思えば、感じ取れます。
✔ MECE=Mutually Exclusive(互いに重複せず) and Collectively Exhaustive(全体として網羅されている)
✔ ピラミッド構造
✔ 因果関係の整理
✔ フレームワーク
✔ “結論から話せ”✔ わかりやすい
✔ 図式化されている
✔ 箇条書きになっている
✔ 話が流暢✔ 見える化
✔ スタック
✔ 瞬間
✔ ビジネスパーソン
✔ アジェンダ
✔ イシュー
✔ 解像度
✔ マルチタスク(デュアルタスク,ダブルタスク・・・)(以下は次点で、大学のコンサル化の徴候だと取っています。)
「ガバナンス」
「ブランディング」
「競争力」・・・あんまり言うと非難されるので止めます。あくまで個人の戯言だと取ってください。
こういった諸項目は、もしかしたらアメリカのMBA(Master of Business Administration,経営学修士)でよく教えられていることなのかも知れません。
あるいはコンサル(企業などのクライアントが抱える経営や業務上の課題を分析し、解決策の立案や実行支援を行う専門家で、コンサルティングファーム=コンサル会社)独特のビジネス用語として定着したものなのかも知れません。
私(管理人)は、あくまで個人ですが、こういった言葉遣いが苦手ですし、自分でも使わないように心がけています。ただ、それを使う人がダメだ、と言いたいわけでは決してありません。
「結論から言うと」
管理人がただ苦手、というそれだけで、それを使う人を責める権利など全然ないのですけれども、ひとつ代表的なコンサル語を取り上げさせてもらうと、「結論から言うと」があります。
私(管理人)は、この言葉遣いに何故か拒否反応があります。多分、理由は以下の通りだと思います。
Q. 問題は全然ないのか
Q. 迷いはないか(「結論から言うと」の人は自信満々)
Q. どこか危うい概念はないか
Q. 途中で何も崩れないのか(結論に至るプロセスの隠蔽ができる。先にガツンと不動の結論を言ってしまうため)
すべてすっ飛ばす非哲学的思考だと思うからです。
「現場ではそんな議論は意味がない」
実務家教員の方を非難するつもりはありませんし、実務家による講義があることを非難する力も資格も管理人にはありません。
ただ、知的探究において、実務家的な視点には警戒するところが常々あります。
実務家「現場ではそんな議論は意味がない」
これは私(管理人)が色々な場面で、ストレスを感じて来た切り返し(反論)です。或る意味、受験勉強にも、こういった側面はあるでしょう。下記記事にもつながっています。

体験談で講義を埋めるのは(聞き手に取って)興味深い。しかし面白い話ほど中身が無い。
特定の講義を指しているわけではありません。
むしろYouTube動画を見ていて、起業家のかたの動画に一方で魅力を感じますが、見終わった後、上述の通り「興味深かったが、なにも得るものは無かったな」と思うことが多い、という個人的体験を引き合いに出しています。
その場で聞き手を引き込む話というのは、もしかしたら危険なもの(中身が無いもの)なのかも知れません。
TEDの動画を百本見ても何も得られない、と言うのと同じかもしれません。
TEDホームページhttps://www.ted.com/
プレゼンテーション能力を磨くのは本当に必要なのか、とか色々考えています。
本記事はここまでになります。
大概、こういった記事は、管理人の精神衛生上のものですから、気にしないでください。でも、もしかしたら同じ考え方をしている人が居るかも知れません(だからどうした、という話なのですが・・・)。


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